No.006
【イノベーションデザイン賞】つなぐ・憩う・楽しむ 新たな街の顔

作者名
株式会社 柴滝建築設計事務所 江刺家 道哉 様
審査員評
吹き抜けや屋上庭園など、開放感と緑豊かな空間が特徴的で、テーマのとおり利用者に憩いの場を提供しています。
また、内装デザインにも細部までこだわりが見られ、素材や色使いが全体の統一感を高めています。動画では紹介されていない部分も多く、実際に見てみたいという興味を引き立てる点も評価に値します。
受賞コメント
この度は、素晴らしい賞をいただき、大変うれしく思います。
今回の作品では、計画敷地周辺の環境との繋がりを意識し、地域に溶け込める計画としてGLOOBEを用いて可視化しました。
GLOOBEは法チェックに強く、図面作成も比較的行いやすいので、国産BIMとしてさらなる発展を心から期待しています。
今後もBIMを活用し、より良い建築設計・業務の効率化を追求していきたいと考えております。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
作品の説明
とある地方都市の駅前の一等地に、商業施設棟とホテル棟を計画しました。
街の顔となるこの場所に、どんな施設があったらいいだろうかと、形状的な面白みはありませんが作ってみました。
歩行者専用道路に面した2階建ての商業施設は、吹き抜けによって歩行者専用道路との一体感を生み出し、
街の賑わいを身近に感じられるような開放的な空間となっています。
また、歩行者専用道路で行われるイベント時には、
ホール中央の建具を開放することで一体的に利用が可能となり、イベント会場として使うことができます。
屋上には、緑豊かな庭園を設け、人々がゆったりとくつろげる憩いの場を提供します。
18階建て程度としたホテル棟は、1階と2階を吹き抜けにした開放的なロビーを設け、
駅前広場の眺望を楽しみながら、贅沢な時間を過ごせる空間となっています。
※こちらは架空の計画です。
GLOOBEモデルをTwinMotionにて編集しています。
GLOOBEは、モデルを肉付けしていく感じで後からの編集も楽なので、現在は計画案件に重宝しています。